ごあいさつ
このたび第110回全国図書館大会を令和6年11月30日(土)・12月1日(日)の両日、長崎県において実施いたします。当初はオンラインのみの開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症を巡る状況の変化を受け一部対面形式での実施が可能となり、記念すべき110 回大会を『図書館がつなぐ 人 ・まち・ミライ~ 21 世紀の出島(長崎)から~』というテーマのもと、ここ長崎市で開催できることになりました。
ご承知のように長崎が日本の歴史に登場するのは、戦国時代末期、16世紀後半のことです。長崎は大航海時代という世界が一体化しようという大きな歴史のうねりのなかで、いち早く西洋の窓口となり南蛮文化を日本にもたらしました。その後も出島を通じて、長崎は西洋の最新の文化や情報を日本に伝え続け、日本中から向学心に燃える若者たちが集いました。長崎はいまだにそのような熱が脈々と流れ続けている土地です。今まさに世界は大航海時代以来の大きな変革の時代を迎えています。人・モノ、そして情報が錯綜する時代のなかで我々図書館が果たす役割は何か…長崎はそれを考えるのに最適の場所といえましょう。
今年度より長崎県は「第五次長崎県子ども読書活動推進計画」のもと、『読みたい本がいつも子どものそばにある』社会へ向けて全県を挙げて取り組んでいるところです。これは本県に限らない普遍的な課題ともいえます。
皆様の豊富な経験と高い叡智をここ長崎において結集し、すべての参加者の
皆さまにとって有意義な大会になることを希望します。
第110回全国図書館大会長崎大会
1.大会テーマ
「図書館がつなぐ 人・まち・ミライ ~21 世紀の出島(長崎)から~」
2.開催日程
【オンライン形式】令和6年11月30日(土)~12月28日(土)
【対面形式】令和6年11月30日(土)~12月1日(日)
【対面形式の日程】
【1日目】
開会式・全体会・分科会(第3分科会の一部)【場所:長崎県庁大会議室】
・開会式 主催者挨拶 ・表彰式 第40回日本図書館協会建築賞
・認定司書交付式 ・全体会 記念講演 ・学校図書館分科会
(トークセッション)
懇親交流会 【場所:ホテルセントヒル長崎】
【2日目】
分科会(第1分科会および第2分科会)
・公共図書館分科会 【場所:長崎県庁大会議室】
・大学・短大・高専図書館分科会
【場所:長崎大学附属図書館中央図書館メディアルーム】
展示会・協賛展示会 【場所:長崎県庁エントランス】
※12月2日(月)午前中にミライon図書館見学会を実施しますので、
参加をご希望の方は参加申込時にお申込みください。
3.開催形式
今大会は基本的にはオンライン開催ですが、一部を対面形式で開催します。
オンライン配信については、オンデマンド配信のみでライブ配信はありません。
なお、対面形式で開催した部分については、収録のうえ編集し、
随時オンラインで配信します。
開催形式の区分は下表のとおりです。
4.組織体制
第110回全国図書館大会長崎大会実行委員会(事務局:長崎県立長崎図書館)による企画・運営
【主催】公益社団法人日本図書館協会、長崎県、長崎県教育委員会、
長崎県公共図書館等協議会、長崎県学校図書館教育研究会、長崎県大学図書館協議会【共催】福岡県公共図書館等協議会、佐賀県公共図書館協議会、熊本県図書館協会、
大分県公共図書館等連絡協議会、 宮崎県公共図書館連絡協議会、鹿児島県図書館協会、
沖縄県図書館協会、愛媛県図書館協会
【後援】文部科学省、国立国会図書館、全国公共図書館協議会、国立大学図書館協会、
公立大学協会図書館協議会、私立大学図書館協会、専門図書館協議会、
一般社団法人日本書籍出版協会、公益財団法人文字・活字文化推進機構、
図書館友の会全国連絡会 他
5.大会参加費(大会記録誌含む)
【オンライン】県外:4,000円(長崎県内:2,000円)
【対面】県外:6,000円(長崎県内:3,000円)※定員300名
※対面参加の申込が定員超過の場合は、オンラインでの参加を
お願いすることがあります。
6.懇親交流会
【日時】 令和6年(2024年)11月30日(土)17:30~19:30
【場所】 ホテルセントヒル長崎2階 妙見の間(予定)
【会費】 6,000円 ※食事、飲み物、アトラクション(予定:変面ショー)を含みます。
7.弁当(昼食)事前申込制(当日販売はありません。)
【日時】 令和6年(2024年)12月1日(日)※午前中の分科会終了後
【引換場所】 長崎県庁2階食堂、長崎大学附属図書館中央図書館メディアルーム
※大学図書館分科会のランチミーティングに参加する方は
申し込みが必要です。
※詳細情報は、弁当券に記載してご案内の予定です。
【料金】 1,000円(お茶付、消費税込み)